平田 大一(ひらた だいいち)氏
沖縄に「肝高の阿麻和利」(きもたかのあまわり)という中高生の演じる舞台がある。伝統芸能をミュージカル風に仕立てたものだ。当初は7人の子供たちでスタートした舞台だが、いまや120人の大集団となった。確たる目標を持ち始め、自分で考えることをし始めた彼らは、今まぶしいくらいの輝きを見せ、私たち大人に生きる力を見せてくれる。
その子供たちを、見守り 導いてきたのが 平田大一さん。舞台プロデューサー。
その舞台に感動された東儀秀樹さんもジョイントされ、昨夏は東京厚生年金会館で 4日連続の公演を果たし、8000人を魅了した。
プロフィール
1968 年沖縄県竹富町小浜島生まれ。大学時代に東京で、自作の詩を朗読する舞台活動を開始。卒業後は沖縄でアーティストに楽曲・詩を提供したり「キビ刈り援農塾」をスタートさせるなど、地域と文化に根ざした活動を行う。2000 年から子どもたちによる「現代版組踊肝高の阿麻和利」の演出、脚本などを手がける。2005 年に、中間法人TAO Factory を立ち上げ、代表となる。那覇市芸術監督、( 財) 国立劇場おきなわ運営財団企画制作専門委員などを歴任。地域に根ざした青少年育成の活動が高く評価され、久留島武彦文化賞を受賞したほか、島おこし奨励賞、琉球新報活動賞などを受賞。
2年前にはハワイ公演、昨年の8月19,20,21 日は新宿厚生年金会館にて舞台公演。昨年12月には日本ユネスコ協会から舞台「肝高の阿麻和利」が未来遺産として登録される。
メッセージ
いまだかつてない「ことづくりぷらんなー」という肩書が本当にピッタリくる素敵な女性であり、先輩が中馬さんです。
カタに囚われず、ワクに納まらず、ユメに愛されて…
きっと、中馬さんのようになりたい次世代ウーマンが増えたらこの国はもっと、ワクワクするんじゃないかな~。